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ラプソードかんたんセッティングガイド: ③INSIGHT

皆さん、こんにちは!
今回はラプソードのハイスピードカメラ、「INSIGHT」のセッティング方法について簡単にご紹介します。

当記事をご自身のペースで縦スクロールしながら、セッティングしてみてください!

INSIGHT

①まずは同梱物をご確認ください

INSIGHT同梱物

■INSIGHT同梱物リスト
01. 三脚
02. フラッシュ用ACアダプタ、充電ケーブル
03. 本体充電用ケーブル
04. 本体充電用ACアダプタ
05. カメラ本体
06. フラッシュ用ケーブル 2個
07. 三脚の説明書
08. レンズ (6mm, 7.84mm, 16mm)
*不足がある場合は、恐れ入りますが購入元へご連絡ください。

②三脚を組み立てて、カメラを設置する

折りたたまれている3本の脚を逆方向に伸ばして立てます。赤丸で囲まれているツマミを緩めることで三脚の高さを調節できるので、撮影対象に合わせてセッティングします。
三脚上部・横に付いている小さなツマミは水平方向の、大きなツマミはボール雲台の角度を調整することができます。
ボール雲台に付いているツマミを緩めて、雲台を取り付けたカメラ本体を設置します。

③カメラにレンズを装着する

レンズは3種類あり、撮影用途に応じて選択します(後ほど説明します)。
7.84mmのレンズのみ、レンズ側面に刻印がありませんのでご注意ください。
カメラ本体に付いているキャップとレンズ両面のカバーを外して、レンズを取り付けます。

④カメラの電源を入れる

カメラ本体の背面にある電源ボタンを長押しして、電源を入れます。また電源ボタン横のUSB-Cポートに本体付属の充電ケーブルを差し込むことで、充電できます。

⑤接続する機器本体(PITCHING 2.0、HITTING 2.0)の設置までを完了させる

以下のセッティングガイドを参考に、PITCHING 2.0は⑩まで、HITTING 2.0は⑨までのセッティングを完了させる。

⑥【重要】iPadからWi-Fi設定に進み、機器本体から出ている専用Wi-Fiに接続されている場合は、一度ネットワーク設定を削除する

Wi-Fi名の右側にある「i」のアイコンを押し、「このネットワーク設定を削除」を選択する。こちらの行程を経ず本体のWi-FiとiPadが接続されている状態で以下の設定を進めてしまうと、設定失敗の原因となります。

⑦Diamond Appを開いて、計測機器とINSIGHTを接続するためのレーンを作成する

「設定」から「端末の設定」に進み、右上の「新しいグループを作る」を押す。レーン名は英数字6ケタで入力し、「作る」を押す。
レーンが作成されたら、レーン名横にある「グループ編集」を押して、表示されたWi-fiを選択しレーンへ追加します。このとき、必ずINSIGHTのWi-fi ("INS"という文字列が含まれるもの)から先にレーンに追加するようにお願いします。計測機器のWi-Fiから先にレーンに移動させると、レーンの作成がうまく完了しない恐れがあります。
Wi-Fiのレーンへの登録が完了すると、上記画像のようにレーン名の下に計測機器とINSIGHTのWi-Fi情報が表示されます。ここまで来たらレーンの作成は完了です。一度レーンが作成されたら、計測機器のWi-Fi名はINSIGHTと接続していないときもレーン名の表示に変わりますので、ご注意ください。

⑧iPadのネットワーク設定に戻り、先ほど作成したレーン名がついた専用Wi-Fiに接続する

このとき複数のRapsodo専用Wi-Fiが表示されている場合は、レーン作成失敗を意味します。ネットワーク設定を削除し、アプリを再起動した上で、再度⑦から設定をやり直してください。一つもRapsodoのWi-Fiが表示されない場合は、iPad設定の「一般」→「転送またはiPadをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」を選択し、ネットワークリセットを行ってください。iPad再起動後は、専用Wi-Fiが表示されるようになります。

⑨Diamond Appを開いて「プレイ」を選択し、リフレッシュを押して専用Wi-Fiに接続する

リフレッシュを押すと、計測画面に遷移します。

⑩INSIGHTのキャリブレーション (設置位置・設定の確認)を行う

画面右下のRCE、タンク、INSIGHTが表示されているところをクリックして・・
「Insight」→「再キャリブレーション」と進んで、キャリブレーションを実施します。
キャリブレーション画面。赤枠の中に撮影対象が映るようにカメラの設置位置を調整ください。設置位置が決まったら、撮影目的に応じた設定を行います。

【注意点】
上記キャリブレーション画面を開くと「真っ黒、もしくは真っ白の画面が表示されていますか?」という警告が出てきますが、画面に撮影対象が映っている場合は「なし」を選択しキャリブレーション設定に進んでください。
※画面上に処理中のアイコンが回り続けている場合は一度アプリを再起動し、再度キャリブレーションをお試しください。

画面が真っ白もしくは真っ黒で撮影対象がうまく映っていないときには、「はい」と選択して追加の質問にご回答ください:
・「露出」を調節した後でも問題は解決しないままですか?
→改善された場合は「なし」、まだ改善されない場合は「はい」を選択
・「ゲイン」を調節した後でも問題は解決しないままですか?
→改善された場合は「なし」、まだ改善されない場合は「はい」を選択
・その他キャリブレーション項目を調節してもまだ真っ白もしくは真っ黒のままですか?
→改善された場合は「なし」、まだ改善されない場合は「はい」を選択
・INSIGHTは適切に動作していますか?
→改善された場合は「はい」、まだ改善されない場合は「なし」を選択
・チケットを発行し原因を調査中です。
→「完了」を押し、恐れ入りますが別途Rapsodo Japan (support-jp@rapsodo.com)へご連絡ください。

このとき、左側の画面のピントが合うようにカメラのレンズ前方を回しながら調節します。

レンズが硬く動かない場合は、レンズ側面に付いている銀色の小さなツマミを緩め、レンズのピントを合わせてください。
最初はこのようなぼやけた状態からピントの調節を開始して・・
このように撮影対象がクリアに映るように調節を行ってください。

10-1. レンズの選択

3種類あるレンズの中から、撮影目的に適したレンズを選択します。

①6mm:投球・打撃フォーム全体などの確認に最適

②16mm = リリースポイントの確認などピンポイントの撮影の際に最適

③7.84mm = 上記二つのレンズの中間

10-2. FPSの選択

続いてキャリブレーション画面右上にあるFPS(フレームレート)を選択します。

デフォルトでは640に選択されていますが、850に変更することでより撮影対象にズームインした動画を撮影することができます。

こちらもレンズ選択と同様に、撮影対象・目的に応じて選択しましょう。

10-3. 明るさの調整

続いて露出 (1~1000)、ゲイン (画像処理) (1~16)の二つは映像の明るさを調整する際に設定します。数字が大きくなるほど明るくなり、小さくなるほど暗くなります。

キャリブレーション画面に映った映像の明るさをチェックしながら、撮影環境に合わせて数値を変更してください。

10-4. フラッシュの使用

露出・ゲイン (画像処理)のいずれも最大値に設定してもなお映像が暗く感じる場合は、外付けのフラッシュを接続ください。

フラッシュ用充電ケーブルとACアダプタを接続し、イーサネットケーブルをINSIGHT本体 (裏面)とACアダプタの「POE」に接続 (※購入時期によってはACアダプタの使用が異なる場合がございます。IN、OUTとある場合はOUT側に接続ください)
セッションを開始すると、レンズの両側が点灯する

10-5. 詳細設定

続く3つの設定項目は、下記を意味しています:

・トリガー:投球計測時はリリース、打球計測時はボールとバットが当たるポイントを指す。動画内のトリガー位置の設定が行える (デフォルト:50)
リリース前のスローモーション適用タイミング:トリガー前におけるスローモーション映像の割合 (デフォルト:20)
リリース後のスローモーション適用タイミング:トリガー後におけるスローモーション映像の割合 (デフォルト:20)

撮影目的に応じて動画の微調整が可能ですが、まずはデフォルト設定のままで撮影して頂くことをお勧めします。

これら3つの設定方法については、以下のTwitterモーメントにてまとめていますので別途そちらをご確認ください。

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これでINSIGHTのセットアップは完了です!

プレイから計測したい選手、セッションを選択して、計測を開始してください。


終わりに

以上、INSIGHTのセッティング方法についてご紹介しました。

一度計測からデータおよび動画の確認・分析までできたら、あとは日々試行錯誤しながら「計測→確認・分析」のサイクルを回していくのが基本的な使い方となります。

継続的なデータ計測を通して、ぜひ選手のパフォーマンス向上・ケガ予防にお役立てください。

計測データの活用方法やトレーニング方法についてご関心のある方は、以下の記事をお読み頂くことをオススメしています。

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またもしいま現在ラプソードの導入を検討中でしたら、ぜひ以下の記事をご確認頂くことをオススメします。

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今後も定期的に商品・サービスやその活用方法についての情報を発信していきます。

引き続き公式noteをどうぞよろしくお願いします!


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